『福笑い』や『にらめっこ』など「顔」を使ったゲームや遊びを調べていたら「シミュラクラ現象」というものの事を知りました。
シミュラクラ現象
シミュラクラ現象(シミュラクラげんしょう、英: Simulacra)とは、人間の目には3つの点が集まった図形を人の顔と見るようにプログラムされている脳の働き。和訳は類像現象。
人は他人や動物に出会った場合、敵味方を判断したり、相手の行動、感情などを予測したりする目的で本能的にまず、相手の目を見る習性がある。人や動物の目と口は逆三角形に配置されていることから、点や線などが三角形に配置されたものを見ると、脳は顔と判断してしまう。
まあ、よく考えれば当たり前のこととも言えます。
ここから、「3つの点」の位置や大きさ、形をいろいろ変えれば「いろいろな顔・いろいろな表情」ができないかなと思ってデモ映像をつくってみました。↓
「いろいろな表情」ができている…と言えばできている…かな?
これも、よく考えれば当たり前ですね。
とはいえ、「それらしきもの」ができることは確認できました。
点や線の動きや形のバリエーションを増やせば、さらにいろいろなパターンを作ることはできそうです。
今回はここまで。
「いろいろな顔が作れる」ということ自体は、アナログゲームを作るうえで利用できる場面はありそうに思えました。
例えば、「いろいろな顔の駒を作る」などでしょうか。
続きはまた次回。